地質調査の 株式会社アテラ
大きな建物や交通インフラを支える地盤。
その地盤の地質調査から、必要な土台の設計やコンサルティングまで。
皆さまの生活を、文字通り地盤から支える会社です。
Area神奈川県厚木市を拠点に広域対応
FoundingSince 1970
Our Purpose
土地の歴史を紐解き、
建物や交通という長い寿命の建築物や
構造物の土台を考え、
皆さんの安全な生活・インフラを
支えるのが私たちの仕事です。
普段皆さんが耳にすることは少ない言葉かもしれません。
しかし皆さんが住まわれている住居やマンション、都市部の高層ビル群、果ては普段使われている橋や道路、トンネル、ダムに至るまで地質調査が関わらないことはありません。
どんな土地に何を作るか、そんなときに土地の歴史を紐解き、建物や交通という長い寿命の建築物や構造物の土台を考え、皆さんの安全な生活・インフラを支える為の仕事です。
現場の地層や歴史を調べ、その上に作るものをイメージして、上にどのように作ればよいか、どんな土台が必要かを見つけ提案する作業、仕事です。
関東大震災以降、日本における地質調査の重要性は急速に高まり、阪神淡路大震災以降は活断層の調査を含めて地質調査の重要性はさらに増してきました。
昨今の異常気象などによる大雨・土砂崩れや、3.11では地震による地盤の「液状化」という言葉もあわせて土地や地盤の重要性は一般的に浸透することとなりました。
地質調査はこれらのリスクや可能性も含めて明らかにする手段の一つです。
地球の歴史とも言える『地質』、これらを紐解き、皆様の暮らしに必要なインフラや建物をイメージする。文字通り皆さまの生活の『地盤』となるべく、当社は「地質調査」をさせていただいております。
Service
01
大地に穴をあけて掘削し、
地盤を調べる
地面に穴(孔)をあけて掘削していき、深い部分の土を採取することで地盤の状態を調べる作業です。穴の大きさは調査方法によって変わりますが10㎝前後で、深さに関しては目的と予想される地盤によって変わりますが、数10mから場合によっては数100mまで幅があります。
代表的なボーリング手法
① 標準貫入試験
N値と呼ばれる地盤の強度(硬さ)を調べる試験です。ボーリング掘削中の先端部がどれくらい沈んでいくかを調べます。JISにより規格化されており、調査ロッドに取り付けた63.5㎏の重りを76㎝の高さから落として先端部が30㎝沈むまでの落とす回数を計測します。回数(N値)が大きいほど安定性が高い(硬い)地盤となります。調査する上で作業場所・騒音が発生しコストも高いですが、深い場所でも直接土のサンプルを得ることができ、様々な検査の元になるデータが得られる試験です。ボーリング調査では標準的な調査と言えます。ビルやマンションなどの建物の他、道路やのり面の補強など、様々な建築データで求められる試験です。
② 孔内載荷試験
ボーリング孔内に測定管を入れ、水や油で膨らませて地盤の変形を見ることにより変形係数、降伏圧力、極限圧力などの地盤の力学特性を調査します。こちらもJIS規格で定められています。標準貫入試験のデータなども参考にしつつどの位置で試験をするかを決定します。
02
地質や地盤を分析し、
特性を調べ、評価する。
地質や地盤を調査する各種試験が可能です。
建物を地盤の、建物の支持力や災害時の耐性などを調査します。
東日本大震災の後、地質調査の重要性が高まり、公共建築物や交通インフラを建設する際には特に入念に調査をします。
当社で可能なその他の調査と試験
① 土質試験(室内試験)
ボーリング調査で得たサンプルなどを室内試験で調べる試験です。ふるいわけ試験、一軸圧縮試験、三軸圧縮試験、圧密試験などの項目があり、土粒子の構成や、圧縮強度、圧密やせん断などの特性を知ることができます。
② 平板載荷試験
直径30㎝の載荷板と呼ばれる板に重機などを使い、数トンの荷重をかけることで沈下量から地盤支持力を調べる試験です。穴を掘らないので深い場所の支持力を調べることはできませんが、直接荷重をかけることで地盤の正確な数値を得ることができます。プレハブなどの簡易建物を建築する際や短時間での検査が求められる際に適しています。
③ スクリューウェイト貫入試験(スウェーデン式サウンディング)
上記標準貫入試験の小型版のようなもので、19mmの鉄製の棒に荷重を加えながら地中に貫入させることにより強度を調べる工法です。得られた数値はN値と相関があり、換算することでN値に近い数値を得ることができます。一般的な戸建て住宅建築の調査で普及しており、コストが比較的低いことと建物の四隅での調査をすることで部分的な軟弱地盤などのリスク調査結果が得られるメリットがあります。
④ 簡易貫入試験(SH)
名前の通り標準貫入試験の簡易版で、5kgの重りを50㎝の高さから落として10cm沈む回数を記録します。(Nd値)硬い粘土層や岩盤などがある場合は沈まないので調査することができませんが、装置全体が軽量で検査が簡易なことから、スクリューウェイト貫入試験が行えない狭小地や急傾斜地での検査が可能です。特に急傾斜地では崩壊可能性のある表土のデータを得ることができ、崩壊対策や崩壊リスク調査として適しています。
Project
01
施工期間
令和5年12月13日~令和6年3月29日技術
機械ボーリング、標準貫入試験、SH型簡易貫入試験、モノレール運搬、急傾斜地発注者
神奈川県横須賀土木事務所神奈川県横須賀市走水地内(観音崎公園)における急傾斜地斜面対策工事に先立ち設計・施工の基礎地盤資料を得る事を目的として実施。
02
施工期間
令和5年12月15日~令和6年3月11日技術
機械ボーリング、標準貫入試験、孔内水平載荷試験、室内土質試験発注者
神奈川県住宅営繕事務所神奈川県横浜市保土ヶ谷区新井町地先における「県営千丸台団地」の建て替え事業に伴い、建設敷地内の土質構成及び性状を把握し、設計・施工の為の基礎資料を得ることを目的として実施。
03
施工期間
令和5年9月26日~令和6年1月31日技術
機械ボーリング、標準貫入試験、SH型簡易貫入試験、急傾斜地発注者
厚木市 都市整備部 公園緑地課神奈川県厚木市内、「ぼうさいの丘公園」内の急傾斜面の現状健全度を把握し、斜面崩壊対策工(設計・施工)を行う際の基礎地盤情報を提供することを主目的として実施。
04
施工期間
令和5年6月20日~令和6年1月31日技術
機械ボーリング、標準貫入試験、現場透水試験、室内土質試験発注者
厚木市 都市整備部 下水道施設課神奈川県厚木市恩名地内にて恩曽川左岸第6排水区の設計・施工に必要な調査地の地盤状況を把握するために実施。
05
施工期間
令和5年7月14日~令和5年12月15日技術
機械ボーリング、標準貫入試験、SH型簡易貫入試験、急傾斜地発注者
神奈川県横須賀土木事務所神奈川県逗子市久木地内において、急傾斜崩壊対策工事の設計・施工の基礎資料とするため、事業対象地の地盤調査を実施。
06
施工期間
令和5年6月15日~令和5年11月30日技術
機械ボーリング、標準貫入試験、室内土質試験発注者
神奈川県横須賀土木事務所神奈川県横須賀市吉倉町地内において急傾斜地崩壊対策工事の基礎資料とするため、事業対象地の地盤調査を実施。
07
施工期間
令和4年11月7日~令和5年2月15日技術
機械ボーリング、標準貫入試験、サンプリング、室内土質試験発注者
神奈川県 平塚土木事務所国道134号線花水川橋の架替えにあたり、新設橋の詳細設計において橋梁下部構造を検討するための基礎資料として、地質構成等のデータを収集することを目的に実施。
08
施工期間
令和元年11月6日~令和2年3月31日技術
機械ボーリング、標準貫入試験、SH簡易貫入試験発注者
神奈川県厚木土木事務所神奈川県厚木市関口地内における急傾斜地崩壊危険区域の崩壊対策工事実施にあたり、施設の設計に必要となる基礎資料を収集することを目的に実施。
09
施工期間
平成31年3月7日~令和2年3月27日技術
機械ボーリング、標準貫入試験、スクリューウェイト貫入試験、室内土質試験発注者
綾瀬市 都市部都市計画課綾瀬市早川地内での道の駅整備に伴う建築物及び駐車場の検討にあたり、施設設計に必要な地盤情報の収集を目的にして実施いたしました。
10
施工期間
平成30年10月9日~平成30年10月16日技術
機械ボーリング、標準貫入試験、平板載荷試験発注者
開成町株式会社小林建築事務所
本調査は、施設計画敷地の地盤を調査し、地層構成の把握及び支持層を明らかにすることにより建築物及び工作物の基礎設計及び施工に必要な資料を得ることを目的に実施。
11
施工期間
平成29年6月19日~平成29年11月30日技術
機械ボーリング、標準貫入試験、室内土質試験発注者
伊勢原市 都市部新産業拠点整備課伊勢原市上粕屋地内におけるインター周辺地区まちづくり推進事業に伴う事前調査として、まちづくり予定地地盤の資質構成並びに工学的性質を明らかにすることを目的として実施いたしました。ボーリング計9か所、合計181m掘削し地層、地下水の状況を確認し、併せて標準貫入試験を実施、その他採取資料を用いて室内土質試験を行いました。
12
施工期間
平成26年1月21日技術
機械ボーリング、標準貫入試験、坑内水平載荷試験、室内土質試験、液状化検討発注者
株式会社小林建築事務所海老名駅西口の公衆トイレ設置に伴う基礎データ収集の為にご依頼いただきました。
Company
- 社名
- 株式会社アテラ
- 所在地
- 神奈川県厚木市酒井2571-11
- TEL
- 046-220-5400
- FAX
- 046-206-7400
- 代表者
- 和田 優一
- 事業内容
- 地質調査業、土木工事業
- 創業
-
- 昭和45年
- 井戸掘削(さく井)業開始
- 平成11年
-
- 地質調査業開始、
- 株式会社アテラを設立
- 資本金
- 1000万円
- ドメイン
- 地質調査業登録
- 質06第2467号
- 有資格者
-
- 技術士(地質調査部門)
- 1名
- 地質調査技士
- 3名
- 1級土木施工管理技士
- 1名
- 1級管工事施工管理技士
- 1名
- 沿革
-
- 昭和45年
- 有限会社和田ボーリング設立
厚木市にてさく井業開始 - 昭和52年
- 株式会社和田ボーリングへ組織変更
- 平成07年
- 建設業許可取得
- 平成11年
- 地質調査業開始
地質調査業許可取得 - 平成20年
- 株式会社アテラに名称変更
- 現在に至る
Recruit
足を運び、
大地に向き合い
インフラを支える仕事。
一緒にお仕事をいたしませんか。
1970年の設立以来50余年、神奈川県の厚木・平塚・湘南地域を中心に、井戸掘りや地質調査を行い、歩んで参りました。
現在は、地質調査を主な事業と位置づけ、神奈川を中心とする公共事業入札や、支持をいただく建築・設計会社様のお仕事を行っております。
小さい会社ではありますが、だからこそ実現できる仕事の環境や仕事があり、時代に合わせて常に業務改善に取り組んでおります。
地域に根ざし、インフラの一端を担う企業として、一緒に支えあい発展していける仲間を募集しております。
是非、一緒にお仕事をいたしませんか。
01
現場での調査や施工管理を行う、責任とやりがいのある仕事
お客様の現場で地質調査や施工管理を行います。 公共工事の仕事が多く、基本的に1現場1業者で対応しており、 一般的なゼネコンの施工管理のお仕事と比べると時間的な無理は少ないと思います。
仕事の現場は厚木市周辺から神奈川県内全域が多く、
お客様が待つ現場の朝礼に参加するため、遠い現場の場合は早朝7時前後に自動車で出発することがあります。他県への出張は少ないです。
※社有車の貸与あり。
ボーリングオペレータの経験者の方、現場管理に興味がある方、お待ちしております。
- 仕事内容
- 顧客、取引先打合せ・施工管理・報告書作成・見積作成 等
- 契約形態
- 正社員 給与 265,000~(技術職手当含む)、交通費別途支給
賞与年2回(8月・12月、実績3か月)、社会保険完備
- 勤務時間
- 9:00~18:00
ただし、出張の場合は早朝からの移動あり。
- 経験・資格
- 要普通自動車免許 優遇 地質調査業経験、地質調査技士(手当有)
- 休日休暇
- 完全週休2日制 年間休日120日以上(2023年度実績)
02
現場でボーリング作業を行う仕事
地質調査を行う現場で、実際にボーリング作業を行うお仕事です。
現場への機材の搬入も行うため、自動車が運転できる方がよいです。
現場は、山の中であったり斜面であったりし、長時間にわたる作業となります。
基本的に経験者の方を希望が無くても、やる気があり、長く勤めたいという気持ちがある方をお待ちしています。
資格取得を支援いたします。
- 仕事内容
- ボーリング作業 等
- 契約形態
- ※要相談
- 経験・資格
- ボーリングオペレーターの経験、
- 休日休暇
- 完全週休2日制 年間休日120日以上(2023年度実績)
03
お客様からのご依頼の窓口、スタッフの後方支援、
調査報告書の作成支援
厚木市の本社での勤務となります。
お客様からの電話やメールによるお仕事の依頼への対応や、現場監督やボーリングオペレーターなどの会社スタッフの管理、後方支援のお仕事です。
具体的な作業は、入札に関する積算、調査報告書の製本、取りまとめ、などです。
年度末の繁忙期は多少残業(20時間程度)ありますが、通常期の残業は殆どありません。
パソコンによる事務処理が多いですが、経験が無くても、やる気があり、長く勤めたいという気持ちがある方をお待ちしています。
- 勤務内容
- 事務全般・入札積算業務・報告書作成補助・製本・行政手続き等
- 契約形態
- 正社員 給与 215,000~ 勤務時間 9:00~18:00、
交通費別途支給、賞与年2回(8月・12月、実績3か月)、社会保険完備
- 経験・資格
- 要普通自動車免許 優遇 地質調査業経験・入札関係経験
- 休日休暇
- 完全週休2日制 年間休日120日以上(2023年度実績)
Contact
Geological survey & consultiny
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